2章 カットの切り替え
クロスフェードなどカットの切り替えについて解説します。
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■ 2.1 クロスフェード
■タイムライン上に映像素材を順番に並べれば最も単純な映像編集になります。
ここではクロスフェードを例に、単純な場面切り替えではないカットの切り替えを行います
■クロスフェードとは、このようなシーンの切り替わりです。
手前のレイヤーの不透明度を時間に応じて変化させることで、このような効果を得ます。
■このような時間に応じてパラメーターを変化させるために、タイムライン上にキーフレームを設定します。
■まずタイムライン上部で右クリックメニューを使って、必要/不必要な内容の表示/非表示の切り替えをします。
■スイッチ、AV機能等を表示しておきます。
ストップウオッチのボタンで時間変化のOn/Offを制御します。
真ん中のボタンでキーフレームの設定/解除をします。また三角ボタンで前後のキーフレームへの移動ができます。
■2つのキーフレームで透明度を100%と0%にすることで、間が滑らかにつながります。
2つのレイヤーを重ねておき、上のレイヤーの透明度を変化させることで、クロスフェードが実現できます。
■実際の透明度の値はグラフエディターで見ることができます。
グラフエディターの設定で、選択したプロパティを表示、値グラフを編集にチェックをいれておきます。
■ 2.2 その他のカット切り替え
■ エフェクトの中には、カット切り替えのためのエフェクト(トランジション)が何種類も用意されています。
例として、ブロックディゾルブ(右図)を利用してみます。
■2つのレイヤーを用意して、エフェクト&プリセットパネルの中の「トランジション」の中にある「ブロックディゾルブ」を上のレイヤーに、適用します。
■クロスディゾルブの適用の程度(変換終了)を0%から100%まで時間変化させることで、カット切り替えにできます。ブロックのサイズなども同時に調整できます。
■エフェクトのパラメーターは、エフェクトコントロールパネルとタイムラインパネルのどちらでも編集することができますが、時間進化させる場合は、タイムラインパネルで編集するほうが楽でしょう。
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