Face Map は消えてしまいました。 |
Vertex Group の機能と使い方は多分知ってますね? 頂点に値を設定して、それに従ってボーンで制御したり、モディファイアーの効き具合をコントロールできます。 値を割り振ったり(Assign)、値を割り振られた頂点を選択したり(Select)選択解除したりもできます(Deselect) 実は、面に対してちょっと似た機能として Face Map という機能があり、好きな面に対し同じように Assign したりできました。 例えば、スザンヌの目の部分に Eye を割り振ると、 Eye を選んで Select すれば、目の部分が選択状態になる…といった使い方ができます。 |
こんな感じです。 頂点ウェイトとはちょっと違って、各面で割り振ることができる Face Map は1つだけです。 例えば、この面は Head この面は Eye というように1:1の割り振りができますが、 この面は、Head 兼 Eye というような設定はできず、どこかの Face Map に所属(もしくは無所属)するという考え方になっています。 |
面をドメインに持つ、ブーリアン(True/False)の属性として設定をしました。 ただ、こうして見ると、面の区別するタグとしてアトリビュートをどんどん作っていくと、 他の重要なアトリビュートと混じっていくので、情報の整理という点ではまだ改善の余地はありそうです。 そもそも、Vertex Group でおなじみの これらのボタンが無いので、同じ操作感での編集ができないですからね。 |
アトリビュートに True/False の値を設定するには、 メッシュメニューから Set Attribute (属性を設定)を選ぶことで、 現在アクティブなアトリビュートを設定することが出来ます。 このように頭の部分を HEAD が True というように設定するわけです。 |
あれ?設定はできても、それを選択状態にする機能は? というと、実はひっそりと Blender 4.0 で Select メニューの中に増設されています。 |
普段、なぜかグレーアウトしていることが多いので、 「?」となるのですが、なんとブーリアンにだけ対応しています。 Float 型でも、0かそれ以外…とか、閾値以上で選択とかができても良い気がするのですがね。 このあたり、新しめの機能なので微妙に機能が充実していません。 |