-Blenderで煙シミュレーションをするときの手順と注意点-

4. 炎と煙

炎を放出する。

以前は、煙の中で温度が特に高い部分の色を変えて炎の表現をしなくてはならなかったのですが、現在は炎の部分を簡単に設定できるようになっています。Emitter の Flow Type を Fire + Smoke にします。Flame Rate の値を大きくすると、炎が高く立ち昇ります。

炎がメラメラと不規則に吹き上がって欲しかったので、Particle Systemを吹き出し口に使っています。(メッシュだと安定して一様に炎が発生してしまうので)
根元から炎が吹き上がりました。プレビュー画面で既にそれらしく見えています。
しかし、今までのレンダリング設定では炎は見えません。

炎の部分を明るく光るように設定する必要があります。
煙を表示するために、Voxel Data のテクスチャを設定していました。同様にして、炎用のテクスチャをもう一つ作成しします。Source を Flame (炎) に設定します。
炎の部分は、光るようにしたいので、Influence (影響) を Emission (発光) に設定します。値は大きめにする方が良いようです。
炎の色は、Texture ではなく Mateial の Emission で決まります。オレンジから 赤が無難でしょう。
これで、炎の部分が発光して、炎と煙からなる煙シミュレーションができました。

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