← ↑ →
レンダリングを行いますが、液体のレンダリングのための簡単なコツをまとめておきます 。 まず、液体の表面の形状はシミュレーションの精度に依ります。Subsurf Modifierかけてより滑らかな形状にしたほうが品質が高く見えるかと思います。 また、ポリゴン形状があらわになりにくいスムーズシェーディングの方が良いでしょう。
恐らく液体を水の表現に使いたい場合がほとんどだと思いますが、そのためには液体を透明にする必要があります。 他の項でもちょっと述べましたが、半透明をレンダリングする時はいくつかの設定を気をつけて設定する必要があります。
半透明をレンダリングすると、本来半透明な影が落ちて欲しいですが、そのままでは完全な影が落ちてしまいます。そのため、妙に暗くなってしまいました。 半透明な影を有効にするためには、「影が落ちる方の」オブジェクトのShadow設定を Recieve Transparent にする必要があります。
影の設定はマテリアル設定中にあります。きちんと透明になりました。
表面の屈折率を設定した方がリアルでしょう。特に注ぎ込む水の柱のあたりがよりリアルになっています。屈折(IOR)や反射はRaytrace時のみ有効です。
水の質感には反射(Mirror)がとても重要です。単色の青空だと反射してもよく分からないので、白い雲を点在させておくのが良いかと思います。