Blender 3.5.0-geometry-nodes-simulation の名前を見ることができます。 クリックして、ダウンロードすることができます。 これを書いた時点で、11/24日の日付になっており、頻繁に更新が行われるという事でもなさそうですが、 時々チェックすると良いかもしれません。 多分時間の問題で、公式に組み込まれてその後普通に使えるようになるかと思います。 |
早速開発版を使って、デフォルトキューブにジオメトリノードを組んでみます。 やや、追加メニューの項目に確かに Simulation の項目がありますよ。 Simulation Input と Simulation Output があります。 |
これで、毎フレーム全ての頂点が(0,0, 0.03)だけ上に移動します。 |
時間のスライダーで時間を進めたり戻したりすると挙動が分かります。 時間を前の時間に戻したときに初期状態に戻るようです。 こうした挙動は Run や Stop のチェックボックスで制御できるようになる…と思うのですが、 まだ開発中なので今後どうなるかは今一つ分かりません。 |
頂点を動かす系のシミュレーションは、モデルの変形をする以外には、 インスタンスを頂点の位置に配置して動く多数の物を表示するということが多いと思います。 Simulation Output の「後」に、インスタンスの配置のノードを組みます。 グリッド状にコーンを配置しました。 |
スザンヌの位置と、頂点の位置を比較して、スザンヌの方向に頂点が移動するようにします。 単純なベクトルの引き算だと、遠い頂点は早く動いて、近い頂点はゆっくり動く… 結果として、単なる拡大縮小みたいな動きになります。 途中で Normalize (正規化 = 長さが1になる)の操作を挟んで、速度一定になるようにしました。 |
まずは、初期条件のための速度を設定してアトリビュートとして保持しておきます。 名前は Velocity としました。 法線方向に向けておいて、Z 方向にも速度を与えました。 まぁ、つまり打ち上げ花火がバーンと広がるような動きを想定しているわけですね。 |
放物線を描いて落下する頂点の運動を作ることができました。 このように、シミュレーション機能が使えるようになれば、一気にジオメトリノードで出来ることが拡張されます。 こいつは正式対応が楽しみですね。 |