IDによる排他処理



IDによる排他処理を行うと、他の粒子系に存在する粒子と同じIDを持つ粒子を表示しないようになります。
これは、2つ以上の粒子系データを使って1つのシミュレーションデータを表現するようなときに使います。
例としては、大きなDT間隔で出力された粒子系と、小さなDTで出力された粒子系をつかって、時間スケールに大きな差があるシミュレーションのログをとったような場合です。
(たとえば、ガス雲のなかで、大多数の粒子はゆっくりと漂っているのに対して、一部の粒子がぎゅっと集まって非常に短い時間スケールで運動しているような場合が考えられます。)

ターゲット

IDを比較するターゲットになる粒子系を入力します。

注意点

この処理は補間済みデータがIDを保持していることが必要になります。ID (long long) のデータはデフォルトではメモリの消費量を抑えるために保持しない設定になっています。そのため、ID (long long) を使っているデータでは、詳細(粒子系)の設定が必要です。

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