オブジェクトが設定されているときには、球や板の代わりにそのオブジェクトのコピーを配置することができます。凹凸の無い球の変わりに小惑星を表示するといったことも可能です。
コンボボックス右の数値は、使用するオブジェクトのインデックスになります。色やシェーダーの設定は、粒子側の設定ではなくオブジェクト側の設定に準じます。
また、元になるオブジェクトの表示が邪魔になるときには、オブジェクトの表示を切っておきます。(粒子の代わりに表示されているコピーの表示は残ります)
テクスチャを貼ったオブジェクトなど、精細なオブジェクトも表示させることが可能ですが、表示速度は単純な球の表示などに比べて大幅に遅くなります。
擬似オブジェクト表示は、一度カメラの方向から見て作成した画像を使い、板ポリゴンとして表示することで、大幅に高速化します。
あくまで板として表示しているので、カメラから見たオブジェクトの向きは正しくは反映されません。
(望遠レンズ的な表示の際には差は小さいですが、広角レンズ的な表示の際には誤差が目立つようになります)
また、近寄るとテクスチャの解像度が見えるようになります。擬似表示の際に使うテクスチャの解像度は、テクスチャ設定の中にあります。
また、透明部分を持つ板として粒子を表示する関係上、奥から順番に表示をする必要があるため、表示オプションの Zソート を有効にするか、シェーダによるClip処理を行います。
擬似オブジェクト表示をする際には、表示するオブジェクトは原点付近で大きさ1よりやや小さい程度になるように設定をしてください。さもなければ、テクスチャからはみ出したり、小さすぎて解像度を有効に使えないということになります。
擬似オブジェクトとまったく同じ手法で球を表示します。実際の球を表示するよりも大きく高速化します。