フィルター

テキスト

このフィルターは、テキストを3Dオブジェクトとしてシーンに配置します。

T,R,Sのパラメータが、位置、回転、スケールを表します。
但し、他のオブジェクトと違って「カメラを向く」が有効になっていると、回転のパラメータは無効化され、常にカメラのほうを向くようになります。
影の設定は、PovRayでのレンダリング時のみに影響します。

エディタボタンからテキストエディタを呼び出して編集することで、複数行の文字列にも対応をします。
テキストの表示サイズの距離依存性は、透視図法、固定値、sqrtから選択ができます。(sqrtは透視図法と固定値の中間の挙動をします)

テキストリスト

解説などのために多数のテキストを表示したい場合に、一つ一つ作成するのは大変なので、テキストファイルを読み込んで多数のテキストを表示することができるようになっています。



ファイルは単純なアスキーファイルで

文字列1 | x y z | sx sy sz
文字列2 | x y z | sx sy sz
文字列3 | x y z | sx sy sz

のように必要なテキストの数だけ行を追加してゆきます。(sx, sy, sz はスケール)

文字の向きなどは個別には設定せずに、全体の設定が適応されます。

フォントの登録

PovRayでレンダリングをする際には、PovRayの仕様上フォント名ではなく、フォントデータを含むファイル名(.ttc 又は .ttf)を指定する必要があります。そのため、Zindaijiでは設定したフォントをPovRayに指示するためにフォント名とフォントファイル名を結びつけるリストを使用しています。

また、Unicodeで保存してあるファイルであれば、日本語も認識をします。

メイリオ,meiryo.ttc,meiryob.ttc,,
meiryo ui,meiryo.ttc,meiryob.ttc,,
ms ゴシック,msgothic.ttc,,,
ms pゴシック,msgothic.ttc,,,
ms 明朝,msmincho.ttc,,,
ms p明朝,msgothic.ttc,,,
...以下省略...

上記のリストは、Zindaijiフォルダ内のResource/FontList.txtにテキストファイルとして保存されています。Windows上でサードパーティ製のフォントなどをインストールして使用しており、PovRayへのレンダリングで使用したい場合には、FontList.txtファイルにフォント情報を追加してください。

リスト内の要素の意味は、以下のようになっています。
フォント名,通常フォント,太字(bold)フォント(省略可能),イタリックフォント(省略可能),太字イタリックフォント(省略可能)


戻る
inserted by FC2 system