フィルター

コピーボックス

このフィルターは、データを任意の方向に複製して表示します。デフォルトでは 基底ベクトルA,B,Cは x軸、y軸、z軸方向になっています。 この向きは周期境界条件のダイヤログで編集することができます。非立方構造の結晶構造を表示したい時などに使います。



原点に1つだけ粒子のあるデータを、3x3x3=27個コピーした状態です。

Box Culling

視野の外にあるコピーボックスを隠す機能で、ある程度の表示速度の向上が期待できます。視野の外にあるかの判定は、境界条件のサイズに応じて行われます。設定した境界の外に粒子が広がっているデータではうまく機能しないことに注意してください。

エクスプレッション

コピーの位置は、エクスプレッション制御をすることができます。文法はLua のドキュメント等を参考にしてください。

例として、シアリングボックスなどは

return true, nx, ny+nx*nt, nz

といった式で実現できます。

コピーのスケールは、周期境界条件のサイズで決定されることに注意してください。
戻り値の最初の値にfalseが入ると、そのコピーはスキップされます。中心には別のデータが入るのでコピーをおかない、といった使い方ができます。

戻る
inserted by FC2 system