キューブマップからドームマスターへの変換法

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1. キューブマップとドームマスター



■キューブマップ

原点を中心をもつ仮想の立方体の各面に画像を定義したものです。
例えば3D空間に作った街の中の交差点からみた風景のキューブマップはこのようなものになります。



このように展開図としてくっつけた画像を使うときもあるかも知れませんが、今回はそれぞれ別々の6枚の画像(映像)を用意するものとします。

キューブマップは3DCGソフトなどで、視野角90度で前後左右上下の6方向にカメラを向けてレンダリングをすると作れます。ここでは便宜上 各方向の映像を CTR, LFT, RGT, BCK, TOP, BTM (正面、左、右、後ろ、上、下)とします。
特殊なパースペクティブなど難しいことを考えずに普通のカメラ設定で作れて、視野角360度を表現できる利点があります。


■ドームマスター

魚眼投影された視野角180度の円形の素材です。たとえば360度の視野の内、上半分を使うなら、キューブマップからは、TOP全体と、CTR,LFT,RGT,BCKの上半分を使って作る事になります。

この例の場合だと、CTR素材を中心として、LFT, TOP, RGT, BTM を使っています。


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