ビューとカメラ
メニューから「ビューとカメラの設定」で、カメラワーク用のダイヤログを呼び出せます。
上部にあるパネルは画面の視点の位置などの設定で、最大4+1枚のパネルに対応して5つのタブが設定されています。
詳細な設定
バッファサイズは、FBOオブジェクトを用いた高画質モードでの描画用バッファのサイズを決めます。大きいほど高画質です。
グリッドはデフォルトの格子の他に2種類用意されています。


カメラの設定
[Add]と[Delete]でカメラを増減して、2つ以上のカメラワークの設定ができます。
カメラのねじり方向の設定を細かく設定するのは大変です。これをチェックすることで、カメラの上方向をz方向に固定します。
以下のジオメトリが選択できます。 ※印が付いているものは全球表示用のフォーマットで、画角に関係なく全方位の表示を行います。
- 透視画法
- 正投影
- 魚眼
- パノラマ(正確には円筒座標への投影)
- 正距円筒座標(Equirectangular) ※
- 両面魚眼 ※ PovRayでのレンダリングには対応していません。
- 全球魚眼 ※
アンサンブル平均
アンサンブル平均が設定されると、複数回レンダリングををして結果が平均化されます。
ディザ合成と組み合わせることで、半透明なオブジェクトを正しく透過処理することができます。

ディザ合成とアンサンブル平均を使った透明処理(確率的透過処理)に関しての詳細は、Zindaij3で説明しているページを参照してください。
このほか、焦点ぼかしも、アンサンブル平均と併用することでプレビュー画面に反映されます。
Panoviewerへの投影

魚眼表示の際に、「歪めて表示」をチェックすると、魚眼レンダリングされた結果を設定に応じて歪めて表示します。
この機能は任意形状のスクリーンへの投影を想定した機能となっていて、デフォルトではPanoviewerでの投影に用いるための歪み補正を行います。
Panoviewer上での投影を行うには、Extra Window で魚眼表示を行い、「歪めて表示」にチェックします。
その後、ウィンドウをドームスクリーン上に移動し、最大化を行います。

表示設定を Copy of View0 にすることによって、タッチパネル上の操作をドームスクリーン上での表示に同期させることができます。