ステレオグラム
■ ステレオグラム設定(ctrl-M)でステレオグラム用の設定ダイアログが表示されます。
目と目の間の距離など、ステレオ出力に必要なパラメータの設定をすることができます。
これらの設定は、レンダリング時などにも反映されます。
「Toe-In」モードのときは「Toe-In」の角度でカメラを内向きに傾けます。例えば0.5のときには、左のカメラは右に 0.5 度、右のカメラは左に 0.5 度傾きます。
「眼間距離」は、カメラ間の距離になります。
「焦点までの距離」は、立体感の目安として上のパラメーターから自動的に計算されます。
この距離だけ離れた物体がちょうどスクリーン上にくるような立体感になります。

走査線ごとに左右の映像を分離します。スキャンライン方式の立体テレビを利用すれば、リアルタイムに立体で見ることができます。
視差が逆転した場合には、Flip Stereo をチェックすると視差の反転を行います。
Red-Cyan などの色の組み合わせのモードにすると、カラーアナグリフになります。
上記の Filp for Stereo のチェックで、左右の色を交換できます。

アルゴリズムとして、画像の明度を取ってから分割したり、といった気の利いたことはせずに、単にRGBのチャンネルを分けているだけなので、原色に近い色をアナグリフ化するような場合には特に見にくくなります。
基本的にグレースケールに近い色あいでの利用が進められます。