サイドパネル
ボックス設定
デフォルトでは流体データは、[-1, -1, -1] - [1, 1, 1] の領域を占めていると仮定しています。細長かったり、zが正の領域のみのデータであったりする場合には、ここで設定を変更します。
Rot(zxyz)はそれぞれの軸の周りに順番にボックスを回転させます。
タイムライン上で編集ができるので、カメラを回す代わりにボックスを回すことができます。
(カメラパスの編集で円運動などは、難しいので代わりにボックスを回す!)
不透明度(Alpha値)の設定もここで行います。

ボックスのサイズを変えると、データ全体のサイズが変ります。断面図を動かすようなアニメーションはフィルタの「切り取り」を使います。
再生設定
再生領域の設定や、再生時の待ち時間などを設定します。
再生領域は、高速に再生ができるようにメモリに乗っている範囲まで再生、といったことができるように、再生を行う領域を決めます。
On Texture | テクスチャメモリにある範囲で再生
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On Memory xyz | xyz方向のデータがメモリにある範囲で再生
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On Memory Z | z方向のデータがメモリにある範囲で再生
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Full | HDDに読みに行ってもいいから最後まで再生
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に切り替えられます。当然下のほうの表示には時間がかかるので、だんだん滑らかな再生が難しくなります。
時間間隔の細かい長い連番の時などで、4ファイルおき、8ファイルおきに表示されれば充分という場合には 表示間隔 に 1 以上の値を入れておきます。
間引き
データが大きすぎる際などに間引いて処理をします。
Sourceを設定すると、データを読み込むときに、間引いたデータを読み込んでメモリに蓄えます。また、Layerを設定すると、メモリ上にある読み込み済みデータを表示する際に、間引いて表示します。
表示される結果は同一ですが、処理速度や使用メモリーなどの特性は異なるので、状況に応じて使い分けができます。
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