1章 基本的な操作

まずAfterEffectsの基本的な操作法を解説します。

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■ 1.1 基本的な編集

Adobeの説明書にしたがいインストールして、起動します。


■最初の画面です。いくつもパネルが配置されています。

パネルの配置は自由に編集できますが、まずは右上の丸で囲んだ「ワークスペース」を「標準」にあわせておきます。

■左側の「プロジェクト」パネルには編集する素材などを置いておきます。(素材置き場)

■一番下の「タイムライン」を使って、それらの編集素材を編集することができます。(編集する場所)



「ファイル」→「読み込み」→「ファイル」(ctrl+I) を使って、編集に使う素材を読み込みます。

例として
「Scene1.avi」「Scene2.avi」「Scene3.avi」
という3つのファイルを読み込んでみます。

■3つのファイルがプロジェクトパネルに表示されます。

■編集の土台になる「コンポジション」を作ります。
「コンポジション」→「新規コンポジション」(Ctrl+N)
コンポジション上に素材を乗せて、編集を行うことになります。

■左図では、「コンポ1」という名前で640x480ピクセルの大きさの3秒の長さのコンポジションを製作しています。

■これらの設定は後から変更することもできます。
「コンポジション」→「コンポジションの設定」(Ctrl+K)



■空のコンポジション「コンポ1」が中央のコンポジションパネルに表示されました。

■また、タイムラインにも3秒分の長さの作業領域が現れました。この上で時間の編集を行います。



プロジェクトパネルから、素材をコンポジションパネルかタイムラインにドラッグします。

コンポジションパネル上では、位置を動かしたりサイズを変更したりできます。


■タイムライン上では、素材の上下関係を動かすこともできます。
タイムライン上の上下関係は、コンポジションでの前後関係に反映されます。



■タイムライン上の青い棒は、各素材の時系列上の位置を表します。
これを操作して編集を行います。


■濃い部分と薄い部分がありますが、濃い部分は実際に利用する部分になります。
薄い部分は、素材の最初と最後の使わない部分です。

■棒の中央や端をマウスでドラッグすることで、これらは独自にタイムライン上を動かすことができます。


■タイムライン上の赤い線と青い矢印は現在の時間を表します。これを動かすと、「コンポジション」パネル上では、その時間に対応する画面が表示されます。


時間制御パネルの「再生」ボタンか一番右「RAMプレビュー」を使って、プレビューすることができます。




■上の状態で再生すると下のような映像になります。

Scene1.aviの上にScene2.aviが現れ、その下にScene3.aviが現れます。
素材の上下関係と出現と消滅のタイミングを確認してください。
(開始と終了をわかりやすくするために、画像を追加しています)



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