-Blender ビデオ編集-

5. 別カメラの利用

シーンストラップを使う際に、そのシーンで設定しているカメラではなくて、別のカメラを使用してレンダリングさせることができます。
別カメラの映像を同時に画面に表示したり、別のカメラで撮影したスローモーションを見てみましょう、
といったような演出を一度に行うことができます。

一つのシーンに複数のカメラを配置します。
通常はどれか1つアクティブなカメラのレンダリングのみが行われるわけですが…
シーンストリップの設定を見ていると、設定項目の中に「カメラ」があることが分かります。
ここで別カメラを選択すると、別のカメラを使ってレンダリングした映像を使用することができます。
複数カメラを使ったこのようなシーンを一度に作成できました。
カメラを3つ配置して、一つは Speed Control でスローモーションにしています。
ストリップの配置はこのようになっています。
もちろん、クロスフェードで繋いだり、2つのカメラからの映像を同時に画面に並べて表示するといったことも可能です。

(時間を少し重ねて表示したりしないで)Camera と Camera.001 を単純に切り替えるだけであれば、
ビデオエディタを使わないで、タイムライン上の「カメラをマーカーにバインド」(Bind Camera to Markers)
を利用するだけでも実現できます。
カメラを選択した状態でこの機能を使うと、
このようにカメラマークの付いたマーカーが設置されて、
その時間でアクティブなカメラが切り替わるようになります。

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