NodeGroupInfo (ver. 0.6)

これは blender(3.0以降) 用のアドオンです。

ノードグループを利用したマテリアル、もしくはジオメトリノードを使っている場合に、
コピー&ペーストなどを駆使してシーンを構築していくと、気が付くと大量に複製されたノードグループができることがあります。
NodeGroup, NodeGroup.001, NodeGroup.002, NodeGroup.003....
といったような感じに。

そのような状態を整理するために、ノードグループを使用しているマテリアルやノードグループ、それらを使用しているメッシュやオブジェクトを一覧で表示します。
また、ノードグループの差し替え機能も実装されています。
ノードグループと同様に画像を利用しているシェーダなどの情報も画像エディタから見ることができます。

アウトライナーとは逆に、子供のデータブロックから、それを利用している親のデータブロックをたどるように表示をするので、整理などが行いやすくなります。

2020/12/17 ver0.4
2022/08/15 ver0.6 ジオメトリノード対応

インストール

最初にダウンロードしたZipファイルを解凍します。
使用法説明の HowToUse.html や画像フォルダとともに、NodeGroupInfo.py が入っています。 この NodeGroupInfo.py をインストールします。



※)このアドオンは、.py ファイルをインストールするタイプのアドオンで、zipで固めたものをそのままインストールするタイプのものではないことに注意してください。

使用法

インストールに成功すると 「シェーダーエディタ」
「ジオメトリノードエディタ」
「画像エディタ」
のタブに GroupInfo(ImageInfo) パネルが追加されます。



一番上の項目で選択したノードグループ、もしくはそれが空の場合には、選択されてアクティブなノードのノードグループなどが情報表示の対象になります。

上の図の場合は、Add3 というノードグループは、Material から使用され、Material は Cube メッシュで使用され、
Cubeメッシュは Cube と Cube.001 というオブジェクトから使用されていることになります。

また、Add3 を使用しているノードグループもその下に表示され、同様に使用しているマテリアルやオブジェクトの情報が表示されます。

多数のオブジェクトが共通で使っているマテリアルの場合は、表に大量のオブジェクトが表示されることになります。
オプションのオブジェクト表示、メッシュ表示で表示する情報の on/off ができます。

オブジェクトの選択

表に表示されたオブジェクト名は、一見ただのリスト内の表示要素ですが、実はボタンになっていてクリックできます。
クリックするとそのオブジェクトを選択してアクティブになります。

センタリング

オブジェクトの選択によって、表示されているマテリアルが切り替わります。
その時、該当するノードグループがある場合に、それを画面が中心に来るように視点を変更します。

置き換えツール


ノードが使用しているノードグループを置き換えます。

コピー等の操作で、.001 や .002 と増えてしまったノードグループを、元の番号なしのノードグループに置き換えることを想定しています。
候補検索をボタンは、置換先のグループを選択中のノードグループの番号なしのものにすることができます。

置き換えボタンで、置き換えを実行します。

この時は、置き換えるノードグループは、ほぼ同じ構成をしていると仮定して、機械的に置き換えをおこないます。
ソケットの数が違うなど、形状の違うノードグループへの置き換えをすると、ノード間のつながりが切れたり変化したりするので注意してください。

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