![]() | 煙を吐き出すためのオブジェクトを配置します。四角でも球でも何でも良いのですが、ここではとりあえず板から吐き出すようにしておきましょう。 Emitterとでも名前をつけておきます。 ちゃんとDomainの箱の中に入っていないと、この後何も起こらないので注意してください。 |
![]() | 物理シミュレーションの設定から Flow に設定します。Flow Type として Smoke もしくは Fire + Smoke を選びます。これで、この物体から煙を出すことができます。 煙の吹き出し口としては、ポリゴンその物(Mesh)か、パーティクルシステムを選べます。パーティクルから煙を出してもおもしろいのですが、まずは Mesh を選びます。 |
![]() | Blender画面上で再生(Alt+A)すると、煙のシミュレーションが始まり、Emitterから灰色の煙が立ち昇ります。 見やすくするために、下に色をつけたポリゴンを地面代わりに置いています。 ちなみに250フレーム分の再生をした時点で、blendcache_filename というフォルダに200MB程の計算結果が出力されています。 一回トライするだけでこの有様なので、キャッシュファイルの保存先は、RAM Diskの利用が強く推奨です。 |
![]() | これをレンダリング出力すると…あれっ、薄い。 プレビューでの煙は、濃さの情報などがあまり使われていないので、レンダリング時の出力とずいぶん違います。 煙の濃さの調整がまだまだ必要なようです。また、煙を吐き出している Emitter も非表示にしないと邪魔ですね。(前ページと同じ理由で、光が当たらずに真っ黒に見えています) |
![]() | 煙が薄いので、Density Scale の設定を大きな値にします。とりあえずくっきりはっきり見たいので10倍にしてみます。 |
![]() | くっきりとした煙が表示されました。しかし、よく見ると煙がのノイジーに表示されています。 |
![]() | マテリアル設定の、煙の計算(Intergration)のStep Sizeを小さくすることで、精度が上がります。(レンダリング時間は伸びます) |
![]() | 綺麗なマッシュルーム形をした煙になりました。 |