あらかじめ決められた位置に物を浮かべます。Vertex weight を利用するため前セクションで述べた理由から、generate では無く Displace で海面を作成します。 漂流物を置いて、その周囲に weight paint で重みをつけます。 | |
漂流物の位置と回転、を「Copy Location」「Copy Rotation」を使って海面に追随するようにします。 このときに、Vertex weight を利用することで、海面の一部の運動に追随することができるのです。 | |
ただし、ちょうど良い浮き具合だったり、スザンヌの向きが一発であうとは限らないので、回転やメッシュをちょっと修正する必要はあるかもしれません。波間に浮かぶスザンヌが実現できました。 | |
あらかじめ Vertex weight を指定しましたが、動的に Vertex weight を動かせば、嵐の中を漕ぎ出す船のような表現も可能です。Dynamic Paint もしくは Vertex weight proximity などを利用することができます。 また、動的に Weight を設定して上書きしてしまえば、Generate の方法で海面を作ると、元のメッシュの Weight 情報が利用できない欠点も回避できるのです。 左は、位置を決定するためのダミーを置いて、Dynamic Paint を利用して Vertex weight が変化するようにしました。 嵐の海に乗り出すスザンヌが実現できます。 |